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家庭菜園が作ってくれた友達の輪

リタイヤ後にのんびりと野菜を育てたい!その予行練習としてプランター栽培を始めました。

6年前から駐車場のコンクリートの上にプランターを置いてのスタートです。

深型のプランターには、プチトマト・ナス・パプリカ・きゅうり・ししとう・ピーマンを各2苗。

浅型のプランターには、サニーレタスを植えました。

車が停まっていたコンクリートの上に、突如現れたプランター。

土のかけらもない所でなにやってるのー? 的な感じで見られていたように感じておりました。

話しかけてくれたのは、近所で家族ぐるみのお付き合いのNおばちゃんだけ。

なんか悪い事しているかのように、ちょっとコソコソ感がありました。

初年度

  • きゅうりは葉っぱが黄色くなってほとんど実が付かず
  • ピーマン・パプリカが想像よりめっちゃ小さい
  • ししとうはそこそこ
  • プチトマト、少なめ
  • サニーレタスは、葉っぱが小さいけどそこそこ

という寂しい結果となってしまいました。

Nおばちゃんは小さい畑を持っていて、自己流だけど、、と言いつつ、アドバイスをくれるようになりました。

1.サンチュは育てやすいよ~。

2.きゅうりは、少し薬まかなきゃね。

3.私は牛のフンを買ってきて土に混ぜてるよ。

①は早速育ててみました。葉も大きくなり強い!

②は農薬がイヤでしたので、調べてお酢を希釈したものを散布してみました。

③さすがに牛のフンは無理でしたが、牛糞堆肥なるものが有ると知り、3年目位の時期に混ぜてみました。

3年目頃(牛糞堆肥のおかげか!?)

  • サンチュがたくさん採れた
  • パプリカ・ピーマン・プチトマトの収穫量UP
  • ししとうが怖いくらい採れた
  • きゅうりはずっと不調、実が大きくならないまま黄色くなる。

こうなってくると、もっと色々試してみたい!実験してみたい!という欲が出てきました。

農家さんに、藁(わら)をもらって混ぜたり、肥料を替えてみたり、米ぬかを入れたり、腐葉土を作って増やしてみたり。

すると、4年目あたりから大きく育つようになってきて、

それと同時に声を掛けてくれる方々が増えてきました。

コンクリートの上に、モッサモッサと葉が生い茂り実がなっている。

これ自分でもちょっと異質感ありますもん。

4年目以降

  • きゅうりはあきらめてやめた
  • ズッキーニとおくらを始める
  • 苗の数を増やす
  • ナス・パプリカ・プチトマトの種類を増やす
  • ゴーヤを始める

ちょっと調子に乗り過ぎて、駐車場がジャングルみたいになってしまって。。。

要は増やしすぎて置き場がなくなり、密集状態に!って事になってしまいました。

こうなると増々異質で目立ちますよねぇ~。

その分声もたくさん掛けてもらえるようになったから、結果的には良かったんですけどね。(^-^)

「上手やねぇ~」「どんな肥料使ってるん?」「次は〇〇植えてみられ!」

「かぼちゃ、要らんけ?」「きゅうりあげるよ。」「〇〇の苗あげっちゃ。」

時には車を停めてまで褒めてくれたり、

自分の畑に連れて行かれて、好きなだけ持っていかれ!と言われたり。

更には、今まではご年配の「農友」がほとんどでしたが、昨年には同年代の「農友」もでき、先輩なのでいろいろ相談したり、もらったりもらったり。。。もらってばかりでございます。

頂いてばかりなのでお返ししようとするも、マジで怒られるんです。

「なぼろこちゃんやからあげるんやないの!ありがとうと言えばそれでイイの!お返しなんかしたらもう二度とあげんよ!」

これ、二人の人に言われたんですよねぇ。マジで怒るよ!って。

ありがたい、本当にありがたいです。

何より気持ちが。

もちろん野菜も。

きゅうりは買うものではなくもらうもの。

夏野菜はとにかく量を使って、なるべくたくさん食べること(使命のように食べる)

余ったら、どんどん人にあげること。

夏場は飽きようが食べ続けます、育つ限り!!

友達の輪 ~その名は農友~

家庭菜園を始めたおかげで、たくさんの農友と知り合う事が出来て、

育てる幸せを知ることが出来て、美味しい無農薬野菜をたっぷり食べることが出来て、

いろいろな知識も知ることが出来て。

リタイヤ後が楽しみでしかたありません。(^-^)v