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『なぼろこ』とあだ名で呼んでくれていた父の年齢を追い越して、もう6年が経ちましたね

曾祖父母が子持たずで、祖父母は親戚からの「両もらい」

昔は家の為に親戚から養子をもらう形が少なからずあったようで、我が家もそうだったようです。

「両もらい」の祖父方と祖母方。

寿命だけをみると両極端で、

祖父方の男子は短命で祖母方は長寿。

祖母は103歳の長寿を全うし、

祖父方はほとんどの男子が50代の短命で、祖父もそして残念なことに父もそうでした。

結婚式を挙げて

私が結婚したのが10月。

そして、父のガンがみつかったがその年の12月。

そして翌年帰らぬ人となってしまいました。

想い出される

娘の私が跡を継いだので、今住む家には父の思い出がそのままあります。

当時はその思い出が鮮明に残り、

「あの柱の右側から、なぼろこ!って呼んでたなぁ」

って、その声までも聞こえるようで、

たくさんの風景を思い出しては涙があふれていました。

父の年齢を追い越して

父の年齢を追い越してから、もう6年が経ちました。

残念ながら父を思い出す 「思い出の映像」 には、もう声は入っていません

今も父を懐かしみ、思い出そうと頑張ってみましたが、

やはり声の記憶の引き出しは、開いてはくれないようです。

仏間の遺影はいつまでも記憶のままで、

その父より年上になってしまった私ですが、

あの頃の厳格な父には、まだ年齢しか届いていないような。

まだまだだなぁ。。。と、感じることばかりで、ちょっと情けないなぁって。

どちらが遺伝したのかしら

祖父方は男子のみ短命という事ですのでホッとしつつ、

祖母方の長寿が遺伝したのかどうか!!

これはその時になってみないと分からないですが。

どう考えても人生の折り返し地点は過ぎたと思いますので、

残りの人生はやりたいと感じる事をやりたいなぁと。

これは私のこれからの人生の目標です。

家族に迷惑をかけないギリギリの線で突っ走りたいと思っています。

59歳。体はあちこち弱ってきちゃってますが、

心はまだまだ。

さあ、これから父の遺影に決意表明でもしてきますか!

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